基本情報処理技術者試験に独学で合格する
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情報をまとめました。数は多くないですけど。
合格までの手順
このページは情報処理に関してそれほど詳しく無い人を想定して書いています。
ある程度の知識をお持ちの方は、その点を汲み取ってお読みください。
試験を受けるまでの学習の手順は次のようにすると良いでしょう。
- 1.薄くて簡単なテキストを読み、しっかりと理解する
- 2.過去5回分程度の過去問を解く
- 3.詳しいテキストで完成度を高める
以下、詳しく説明します。
オススメする学習の手順
独学で合格を目指すのであれば、
1.薄くて簡単なテキストで内容を理解する
2.過去問を完成させる
3.過去問で出題された問題の関連情報の補充をする
という手順で学習していくのが近道だと思います。
順番を間違ったり、教材の選択を間違ったりすると必要以上に時間がかかってしまうので注意が必要です。
薄くて簡単なテキストで内容を理解する
最初に使う薄くて簡単なテキストで出題範囲の重要事項を学びます。
ここでは、薄めのテキストを使いましょう。
ページ数としては300ページ以内が目安です。
薄いテキストということは内容を絞り込んでテキストを書いているということでもあります。
つまり、重要度の低い分野は意図的に除外されているわけです。
ですから、学習の初期段階の重要事項を身につけようとする時期には薄いテキストが向いているわけです。
まずは、テキストを2回通して読んでください。
一回目は学習する内容の全体像をつかむのが目的です。
分からない箇所があってもあまり気にする必要はありません。
二回目は重要事項を理解する事が目的です。
内容を理解しながら、丁寧に読んでください。
ここで注意したいのが、内容を暗記しようと思ってはいけないという点です。
暗記しようと思って覚えた内容は、実際の試験では使い物になりません。
繰り返し学習する事で知識は自然に身につきます。
この段階では理解する事に全力を注ぎましょう。
過去問を解く
第二段階として過去問を解くという作業に入ります。
過去問を解くと聞くと、問題を眺めて考え込むという言を想像する方が多いと思います。
しかし効率的に学習するためには、最初の段階で時間を使って考えるのは得策ではありません。
まだ知識が定着していないのですから、解答しても正解にたどりつくはずが無いのです。
過去問を最初に解くときは「問題を読む」→「少し考える」→「分かりそうなら答える・分からなければあきらめる」→「解説をじっくり読む」という手順で進みます。
大事なのは解説をじっくり読むという作業です。
解説をよんで、問題の解答にたどりつくための考え方を学びます。
また、知識として不十分な点があればテキストを使って正確に理解するようにしてください。
このときのテキストは、第一段階の時に使ったテキストではなく、詳しい解説が載っているテキストを使いましょう。
解説を読んだ箇所にはアンダーラインを引いていく事をオススメします。
過去問を解く作業は、過去5回分のすべての問題が解けるようになるまで繰り返してください。
詳しいテキストで完成度を高める
最後に過去問を解くときに使ったテキストを読み込んで生きます。
このときに過去問を解くときにアンダーラインを引いた箇所を重点的に読むようにしてください。
基本情報処理技術者試験は過去問と似た問題が頻繁に出題されます。
つまり、アンダーラインを引いた箇所が次の試験でも問われる可能性が高いという事です。