ITパスポート試験は徐々に難化している?
ITパスポート試験開始以降の合格率の推移を見ると、徐々に難化している傾向にあるようです。
回をおうごとに、合格率が下がっています。
資格ができて以降数回の試験では、合格率は5割前後で推移していました。
それが、最近は3割台まで落ちています。
具体的に言うと、試験ができた当初は次のような感じで推移しています。
・ 2009年秋: 50.7%
・ 2010年春: 42.3%
・ 2010年秋: 51.9%
これが、2011年度の平均は40.%に、2012年度の上半期の平均は37.1%にまで落ちています。
試験の実施方法が変わっていますから単純に比較はできませんが、合格率が徐々に下がっているのは間違いないでしょう。
試験開始当初は、受験生のレベルをはかりかねていたのでしょうか?
原因は分かりませんが、情報処理技術者試験センターが想定していたより合格率が高かったのでしょうね。
最近は合格率もある程度落ち着いてきたようです。
3割台の後半あたりで落ち着けたいのでしょう。
今後、これ以上試験が難しくなるとは考えにくいと思います。
それでも、早い時期に受けた方が得だったと思うと、ちょっと残念ですね。