通信講座のユーキャンのサイトで、2012年の人気講座ランキングというのを発表していました。でも、そのランキングに違和感しか感じませんでした。
具体的に、何が変だと思ったかというと、医療事務系の講座が上位を独占しているのです。みんながみんな医療事務の勉強をして、どうしたいのでしょうか。本当に疑問です。
ちなみに、気になる順位は、次のような感じです。とりあえず、ベスト10だけ引用します。
1位: 医療事務
2位: 調剤薬局事務
3位: 行政書士
4位: 介護事務
5位: ファイナンシャルプランナー(FP)
6位: 保育士
7位: 宅建取引主任者
8位: マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)
9位: 実用ボールペン字
10位: 社会保険労務士
10位以降は次のページをご覧ください。
ベスト10を見て分かるように、医療事務が1位で、調剤薬局事務が2位に入っています。さらに、介護事務が4位ですね。
医療事務がこんなに人気なのは、なぜなのでえしょうか。本当に不思議です。テレビで違う資格学校がCMを流していたのが原因なのかな?
でも、冷静に考えれば、こんなにたくさんの人が医療事務を学んだって、意味はありません。だって、病院の数は決まっていますから、必要な人材の数も決まっているのです。
それに、医療事務の勉強は、日常生活に活かすことも難しいでしょう。仕事に直結しなければ、あまり意味が無いのです。
まあ、その他の資格は、それなりに納得でいるんですけどね。例えば、行政書士やFP、社労士、MOSなどは、仕事で活かせる可能性が高い資格です。仮に仕事に使えなくても、ある程度日常生活にも役立つでしょう。
ただ、事務関係の資格が上位に入っているのは、さっぱり意味が分かりませんでした。これを選んで受講した人は、本当に仕事が見つかると思って受講しているのでしょうか。ちょっと気になるところです。
私の知人はハローワークではっきり言われたそうです
ちなみに私の知人は、ハローワークではっきり言われたそうです。医療事務なんて勉強しても、仕事は無いって。
でも、上で書いたように、当然のことなんですよね。パスとの数が大体決まっているのに、講座の受講者がこんなに多いのですから。
それに、病院としては、通信講座で勉強しただけの素人よりも、経験者を取りたいはずです。そう考えると、やっぱり、仕事に就ける確率は低そうですね。
受講する人たちは、ここまで考えないのでしょうかねえ。イメージで決めちゃうのかなあ。ちょっと疑問です。
その他の順位をチェックしたい人は、ユーキャンのサイトを確認してみてください。
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