TOEICの受験者数は名古屋市とか大阪市並み| 儲かっていそうだね

TOEICってかなりの受験者がいるのは分かります。でも、具体的にどの程度の受験者がいるのでしょうか。

そして、それだけ多くの受験者がいれば、売り上げも相当なものですよね。具体的には、どのくらいなのでしょうか。

国内の資格試験で、受験者が一番多いのは、おそらくTOEIC でしょう。2012年には約230.4万人の受験者がいたのだそうです。

ということは、国民の約2%に当たる人が受験しているということですよね。そう考えると、ちょっとすごいですね。都市で言うと、大阪市とか名古屋市くらいの人口が受験していることになります。

ちなみに、ウィキペディアによると2013年12月の大阪市の推計人口が2,683,966人で、名古屋市が2,272,381人ということです。つまり、大阪市、TOEIC、名古屋市の順番ということです。受験者数は増えていますから、近々大阪市の人口を受験者数が抜くのかもしれません。

こう考えると、すごい試験ですよね。しかもTOEIC を受けても、何か特別な仕事が出来るようになるわけではありません。税理士やら司法書士やら医師やらといった、国家資格に裏打ちされた特別な権限は得られるわけではありません。

そんな試験にこれだけの人が受けているのです。正直な所、ご苦労なことですというのが率直な感想です。

最近は、企業内での使用言語を英語にしている会社も出てきています。また、昇進の条件にTOEIC を課している会社もあります。これだけ受験者が多い裏には、そういう影響があるのは間違いないですよね。個人の興味で英語を勉強している人が、そこまでたくさんいるとも思えませんから。

これっていくらの売り上げなんだろう?

ところで、年間230万人も受験者がいると、売り上げはどの程度になるのでしょうか。

現時点での受験料は、消費税込みで5,565円ということみたいですね。ということは、230.4万をかけると、128億2176万円ということになります。

実際は、230万人が公開テストを受けているわけでは有りません。団体受験の場合は料金はもっと安いでしょうけどね。まあ、それでも、100億円規模のビジネスだという理解で間違いないでしょう。

「儲けすぎ?」で行政から指導されたことも

でもこれって、すごい儲けているはずですよね。TOEIC の問題作成にかかるコストなんて、せいぜい年間数千万円から数億円程度でしょう。それに、問題の作成費用自体は、受験者が増えても変わりません。

もちろん会場を借りるのや試験運営の人件費などのコストもかかるでしょうけどね。ただ、それを考慮しても、かなりおいしいビジネスという感じがしますね。しかも最近は、企業単位の安定した大口顧客も多いわけです。率直に言って、なかなか良いビジネスだと思ってしまいます。

行政指導があったような?

でも、確か数年前に、受験料が高すぎるという指摘をされていたような記憶が有ります。文科省だったかな。

あ、いや、経済産業省ですね。2009年に「収支状況などを検証したうえで、受験料の引き下げの可否について検討すること」という通知があったようです。1

ということは、経産省にお叱りを受けても、5,000円以上の受験料を取っているということですか。なるほど。

何にしても、TOEIC というのは、なかなか良い商売だと思います。英語試験の基準のような位置づけを獲得してしまった以上、今後状況が急激に悪くなるとも考えにくいですしね。

逆に言うと、受験者を集められない多くの資格は、ビジネスとしては厳しそうですね。マニアックな資格というのは、どうやって採算をあわせているのでしょうか?

  1. ■ TOEIC受験料初の値下げ 「儲けすぎ」が原因?(J-CASTニュース)2009年9月3日 []

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