ITパスポート試験│ 学生でも受験・合格可能なIT関連の国家試験
ITパスポート試験は情報処理技術者試験の一つです。情報処理技術者試験というのは、経済産業省が行う国家試験ですね。
ITパスポート試験は情報処理技術者試験の中で、一番下のカテゴリーに位置付けられています。就職に有利と考えるからでしょうか、学生の受験も多いようです。
この試験で特徴的なのが、試験の実施回数が多いという点です。
ITパスポート試験以外の情報処理技術者試験は年に1回又は2回の実施です。しかし、この試験はCBT方式と呼ばれている方法を採用しているため、試験会場によっては月に15回程度の受験日が設定されています。
そのため、かなり受験しやすい試験と言えるでしょう。学生の受験者も多いようです。
また、IT技術と関連したマーケティングや経営知識も問われます。そのため、IT関連の技術者やIT業界志望の学生以外の受験者も多いようです。
試験の難易度ですが、最近は難化の傾向にあるようです。試験ができた当初は50%以上の合格率がありましたが、最近の平均では4割を切る水準まで合格率が下がっています。
ITパスポート試験は学生の受験者も多いようです。自己研鑽のために受験する人もいるでしょうが、就職に有利になると考えて資格取得を目指す人もいるのでしょう。でも実際のところ、この試験は就職にどの程度有利なのでしょうか。
試験結果を見る限り、ITパスポート試験は難化しているようです。この試験ができた当時は合格率が7割なんて事もありました。現在では合格率が2割台と言う事もあるようです。受験者の層を考えると難関資格とまでは言えませんが、そこそこ難しい資格になったとは言えそうです。
少ないコストで資格取得をしようと思えば、独学での合格を目指す事になります。しかし、ITパスポート試験は合格率3割台のそこそこ難しい試験でもあります。果たして独学での合格は可能なのでしょうか?
資格試験は受験する前に概要を把握しておく事が肝要です。試験日や合格率といった基本的なことは、早い段階で確認しておきましょう。概要を知らないと対策の立てようもないですからね。
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